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はじめまして。話を聞くことから始める鍼灸院です

2026年10月11日 院長 上條 弘明

腕が、上がらない。

大学生のころ、私の腕と肩は痛み、上がらなくなっていました。思い当たることはありました。中学・高校の部活は卓球。大学受験では、ひたすら書き写すという勉強方法を続けていました。来る日も来る日も、腕と肩を使い続けていたのです。

それでも当時の私は、自分のからだがそこまで疲れていることに、気づいていませんでした。

はじめまして。松本駅前で「マッサージ鍼灸院 匠の手」を営んでいる、院長の上條弘明です。あん摩マッサージ指圧師・はり師・きゅう師の資格を持ち、2008年に開業しました。このブログでは、日々の施術で感じていることや、からだとの付き合い方を少しずつお伝えしていきます。一本目の今回は、冒頭の話の続きから始めさせてください。

腕が上がるようになったとき

その痛みが落ち着き、腕がまた上がるようになったとき、ひとつの思いが浮かびました。

「今度は自分が、同じようにつらさを抱えている人の力になりたい」

それが、この世界に入ったきっかけです。

介護の現場で目にとまったもの

資格を取って就職した先では、介護に関わる仕事も多くありました。高齢の方に鍼灸を行う日々でしたが、それ以上に目にとまったのは、一緒に働く職員の方々のからだでした。

腰などを痛めている人が、少なくありませんでした。私と同じ世代の人たちが、本来の力を発揮できずに困っている。その姿は、かつて腕が上がらなかった自分と、どこか重なって見えました。

持っている力を、そのまま出せるように支えたい。そう考えて、独立を決めました。

まず、お話を聞くことから

当院は完全予約制で、施術は個室で行います。「肩が重い」と一口に言っても、その原因や感じ方は人それぞれです。ですから最初にお聞きするのは、どこがつらいかだけではありません。どんなときに、どんなつらさを感じるのか。毎日をどんなリズムで過ごしているのか。「うまく説明できない」という方も大丈夫です。一緒に整理していきましょう。

お話を伺っていると、ご本人も気づいていなかった疲れが見えてくることがあります。気になっている場所とは別のところに疲れがたまっていることも、珍しくないと言われています。そうした疲れを探し、そこからやわらげていけるよう心がけています。

なお、からだの感じ方や変化には個人差があります。つらさが長く続く場合や気になる症状がある場合は、医療機関の受診もあわせてご検討ください。

公園通りの、2階で

松本駅のお城口を出て、マクドナルドの左の公園通りをまっすぐ。右手に見えてくる蕎麦屋「手前ざる」と同じビルの2階が、当院です。

お越しいただいたら、まずは話すところから。どこから話せばいいか分からなくても、かまいません。

自分のからだは、知っているようで知らないことも多いものです。腕が上がらなくなるまで、自分の疲れに気づかなかった私がそうだったように。「まず話を聞いてほしい」と思ったときは、どうぞお気軽にお電話ください。